特別なコーヒーって、ブルーマウンテン?キリマンジャロ?
シングルオリジン(簡単にいうとブレンド以していないコーヒーのこと)で美味しいコーヒーの代名詞とも言える「ブルーマウンテン」や「キリマンジャロ」といった豆ブランド。これらの豆も実はグレードによって、その品質は様々。
「ブルーマウンテン」でも、採れた山域や大きさでNo1〜4までの四段階あります。
では、「こういったグレードの高いシングルオリジンが特別なコーヒーなの?」というわけでなく、あるんです!「スペシャルティコーヒー」というのが!
スペシャルティコーヒーとは?
まさにその名の通り、スペシャルなコーヒー、のことなんですが、ちゃんと基準があります。 日本スペシャルティコーヒー協会の規定では、
生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。 そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。 さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。
とされています。
なので、シングルオリジンにも、ブレンドにも、スペシャルティコーヒーは存在するんですね。※ここでいうシングルオリジンとは、ブルーマウンテンやキリマンジャロのように産地レベルではなく、農園レベルで呼ばれます。例えば、「エスメラルダ農園のゲイシャ種」などです。
と、いうことでZOOでも、スペシャルティコーヒーをご提供しています。
ZOOのスペシャルティコーヒー。
ZOOのスペシャルティコーヒーは「翼コーヒー」というブランド名で、3つのブレンドコーヒー(壺屋ブレンド、久茂地ブレンド、首里ブレンド)からなります。 「え!シングルオリジンじゃないの?」と思われるかもしれないですが、翼コーヒーは、スペシャルティコーヒーグレードのシングルオリジンをブレンドした、本当にスペシャルなコーヒーなんです。
ではなぜブレンドなんでしょう?
素朴な疑問ですね。最初は私も思いました。
しかし、一口、飲む前。そう、コーヒーカップを口に近づけた瞬間に、「なるほどね!」と気づきました。香りが違うんです。
もともとコーヒー好きだったのは確かですが、そんなにこだわりを持っていたり、お気に入りのブランド豆があったわけでもないんです。そんな私でも「こりゃ違う」と感じた、香りが特徴なんです。
もちろんブルーマウンテンやゲイシャ種など、香りが良いシングルオリジンは多いのですが、それらの特徴を組み合わせて、更に高みに上げるにはブレンドという手法が良いわけです。それにより、ブレンダーの特徴も出せますし、オリジナリティの高いコーヒーができます。
そういって生まれたのが、「翼コーヒー」です。
先にも書きましたが、「翼コーヒー」には、
壺屋ブレンド
久茂地ブレンド
首里ブレンド
の3つのブレンドがあります。
せっかく沖縄から発信していくスペシャルティコーヒーですので、沖縄(今回は那覇市内)の地名を付け、その街をイメージした香り、味、などにしたいと考えました。
まずは壺屋ブレンドから。
「翼コーヒー」の3ブレンドのうち、今回は「壺屋ブレンド」からリリースいたします。
「壺屋ブレンド」は、ブラックペッパーやシナモンのような香りが特徴的。カカオの持つ濃厚でしっとりとしたボディ感を持ちます。ここでいう「ボディ感」とは口当たり、とも言えます。 また余韻にはサンダルウッドのようなウッディな香りがします。エスプレッソやカプチーノ、カフェラッテにオススメです。
という、ところでお気づきになりました?オススメな飲み方。イタリアンな感じしませんか?
なぜ、このブレンドが<壺屋>なのか、というと、香りのイメージがイタリアの<ナポリ>なんです。ナポリってイタリアでも、手工業の街。那覇で手工業の街、といえば<壺屋>ですよね!(笑)
というわけで、今回は「壺屋ブレンド」のご紹介まで。
次回は、「久茂地ブレンド」を予定しています。
※<久茂地>という街のイメージ。皆さんはどうでしょう?
「翼コーヒー 壺屋ブレンド」にご興味のある方は、お問い合わせフォームからメッセージ、お送りください。弊社担当より折り返し、ご連絡させていただきます。
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